あ、忘れた!
最近物忘れが多くなった。
鉛筆を取りにいこうとしてテーブルの新聞に目が止まりそこで脱線し,なんでこの部屋に来たのか考えることがある。
最近読んだ2冊の本、なぜか同じようなテーマの本だった。「記憶喪失」。
一冊目は日野圭吾著「光」、宇宙飛行士が月から帰還した後ある記憶が失われ精神病院に入れられ,脱走し新宿の公園ホームレスとなる。
もう1冊は小川洋子著「博士の愛した数式」、かつて偉大な数学者がある年以降記憶能力が80分しかなくなり、その家で働く家政婦とその子供の心温まる日常生活の物語。
近所に記憶力が弱っている人(痴呆症の人)が増えている。つい最近までとても元気で早朝から散歩していた婦人がある日から足元が不確かになり、自分の家に帰れなくなった。感情も十分に表現できなくなっている。
日常生活の幸せ感はあるのだろうか?
また、かつて香港に駐在していた時ひとりのクリスチャン夫人がアルツハイマーで施設に入っていました。ご主人の顔さえ分からない状態だったが、たまに尋ねて讃美歌を歌うと一緒に口ずさんでうれしそうな表情を見せた。
魂(神の領域)に触れることには反応するのかなーと思った事がある。
高齢化社会で記憶喪失の人が増える時代が来ている。ゆくゆくは私自身の問題になるかもしれない。こういう人達が人生の最後まで幸せを感じて送れる社会となるにはどうしたらよいでしょうか?
「わたしが老いて白髪になっても、
神よ、どうか捨て去らないでください。」
詩篇71編18節
最近読んだ2冊の本
梅のもつぼみは寒さの中、確実に膨らんでいく
