自然を守ろ-2
最近NHKの特集で、山梨県が県内のミネラルウオーター会社に、1リットル当たり0.5円の環境税を掛けるという報道をしていた。
日本のミネラルウオーターの大半は山梨県内で造られ、そのため地下水の水位が下がり、山の木が枯れてきた。この木々を保護するための税金とのこと。
名作『木を植えた男』 ジャン・ジオノ著を思い出した。
この物語は「第1次世界大戦の前年、酷暑と厳冬、その上強風により次第に人が住まくなったフランスのプロバンス地方で、一人の旅をする青年が不思議な羊飼いと出会う。そして青年は羊飼いに水をもらい一夜を泊めてもらう。翌日羊飼いが羊を牧草地に残し、どんぐりを高原の荒地に植えているのを見た。羊飼いは毎日100粒植えて、それまでの3年で10万個のどんぐりを植えた。青年が「あなたの土地ですか?」とたずねると、「いいや」と首を振るばかり。
7年後に戦争から帰った青年が再びこの地を訪れた時、ぶなの森、かばの林そして流れる小川、動物が遊ぶ緑の森ができ人々が住み着き、その顔に活気があるのを見た。」
最後に、「この、神の行いにも等しい創造をなしとげた名もない一老農夫に、かぎりない敬意をいだかずにはいられない。」とある。
あすなろ書房の『木を植えた男』挿絵も素晴らしい
樹木が保有する水は貴重です
